まず前提として2匹の役割が被らないことが重要である。
例えば
ガルーラ 猫 すてみ ふいうち じしん
バシャーモ フレドラ 膝 はたき まもる
この2匹の採用だと耐久物理受けがともに苦手と、メタとなる対象が被ってしまう。
なのでこの2匹を採用するなら
ガルーラ 猫 すてみ グロパン 冷凍パンチ
このようにガルーラの型をバシャーモとメタが被らないようにすることで同時採用が可能になる。この場合ガルーラミラーに弱いガルーラになるがバシャーモはガルーラに強く出れるのもGood。
ガルーラを軸として使うなら陽気猫捨て身。補完として使うならグロパンと、組み合わせるメガ進化によって型を変更して自由にPTに採用できる点からもガルーラの強さがわかるだろう。
そしてもう一つ、役割対象が違いすぎるのも良くないと個人的には思う。
取り巻きとなるポケモンの選出難易度が上がるからだ。先ほど挙げた猫捨て身ガルーラとバシャーモの組み合わせは役割対象が被りすぎているが、逆に言うとこれは相手の物理受けに対するメタをこちらが選出すればサイクル戦に持ち込むことが可能である。相手の選出を読みやすいためメガ枠+メタ枠+αから自選出を考えられる。
では、役割対象が離れているとどうなるか。
例えば
クチート じゃれつく はたき ふいうち 剣舞
リザY オバヒ 放射 ソラビ めざ地
クチートで見れない物理受けにリザYが強く出れて逆もまた然り。
しかし、この場合クチートorリザY+それぞれのメタ枠+αと選出難易度がひとつ上がる。また構築する際のメタ枠も1つ増えてしまうため取り巻きを考えるのも難しくなる。さらにこの組み合わせだと相手がニンフィア+バンギラスのような並びをしていたとき、ニンフィア入りを崩すのはリザYだがバンギラス入りにはクチートを出したいという場面が多発する。
メガ枠の役割対象が違いすぎると選出難易度と構築難易度が上がることを理解していただけただろうか?
これを踏まえて優秀なメガ枠とその組み合わせをいくつか紹介していきたい。
ガルーラ+ゲンガー
ガルーラ+サーナイト
バシャーモ+ガルーラ
バシャーモ+サーナイト
バシャーモ+ゲンガー
ゲンガー+ガルーラ
ゲンガー+リザX
クチート+ゲンガー
ボーマンダ+リザX
リザY+ガルーラ
軸メガ枠←→補完メガ枠
メタが被りすぎず被らなさすぎずを意識。
ガルーラとゲンガーは軸としても補完としても採用しやすいのが優秀。
逆に下3匹は補完として採用するのが難しいのでメガ1枠構築もありなのかもしれない。しかし、その場合メガ枠を選出しないと種族値ー100のハンデを負って戦うことになるのが望ましくない。
他にも優秀な組み合わせがあるとは思うので見つけ次第更新していきます。