初めましてソルと申します。初投稿として今シーズンの目標であった「瞬間最大風速レート1位」を達成した構築を公開したいと思います。個人的にリアルが忙しくなりそうな事もあり、暫くポケモンと決別する意味も込めての公開となります。
リザードン@X石
特性:もうか→かたいつめ
性格:ようき
努力値 0-252-4-0-0-252
実数値 153-136-99-x-105-167
メガ進化後 153-182-132-x-105-167
ドラゴンクロー ニトロチャージ じしん おにび
このPTのエース的存在。選出率は7割ほど。このポケモンの強さはメガ進化による耐性の変化。
初手に呼びがちなゲンガー、ボルトロスに有利に展開できるニトロチャージ。ニトロチャージ後いじっぱりスカーフガブリアスに抜かれたくないんでようき最速。ようきスカーフガブリアスは一度も見かけませんでした。後述するようにガブリアスと対面した時にげきりんを撃ちたくないんでドラゴンクロー。ヒードラン意識のじしん。ラスト1枠はマリルリと対面した時や不意打ちでリザードンを縛ってくるクチートやキリキザンに撃つおにびを選択。おにびはグライオンのみがわり+まもるとも相性がいいためこの選択は正解でした。
リザードンは環境トップのガブリアスに弱いとされてますが必ずしもそうではありません。
例えばこちらリザードンvs相手ガブリアスの初手対面で相手はげきりんorじしんは選択できない、あるいはしにくいです。(げきりんは後ろのクレセリアに受けられゴツメ+れいとうビームで突破される可能性がありじしんはリザードンYに無効)よって相手のガブリアスは持ち物によって行動パターンが変わるりますがこちらのリザードンはメガ進化をした後ドラゴンクローを選択するのが安定行動となります。
①襷ガブリアスの場合
相手の安定行動は岩石封じ。一発耐えドラゴンクローで襷まで削ったのち裏のポケモンに交代。サイクルに参加できなくさせた後、終盤ニトロチャージ後のリザードンで抜いていきます。
②スカーフガブリアス、ラムガブリアスの場合
相手は岩技を撃ってくるがメガリザードンxはA200ストーンエッジ+鮫肌を高乱数で耐えるためドラゴンクローでガブリアスを突破できます。また、こちらのクレッフィを見て初手にラムガブリアスを出してくることが多いですが、これをカモることができます。
③鉢巻ガブリアスの場合
これは結構怪しいです。なぜならBを甘えたクレセリアはガブリアスのようき鉢巻げきりんを受けきれないため、初手からげきりんを選択してくることが考えられます。しかし、HBクレセリアを突破できないことやダブルチョップで襷キノガッサを倒しきれないこともあって、ようき鉢巻ガブリアスが環境に少なく、鉢巻持ちの場合いじっぱりで採用されることが多いです。いじっぱりならこちらのリザードンが先手でドラゴンクローを撃てるため突破できます。実際に無償でガブリアスを突破したことはあってもようき鉢巻ガブリアスに当たったことはないので、今の環境ではこのままで問題ないと思います。
序盤は多少強引に相手を削っていき、終盤は後述するクレセリアのみかづきのまいで回復した後全抜きエースとなります。
クレセリア@ゴツメ
とくせい:ふゆう
せいかく:ずぶとい
努力値 252-x-180-116-0-0
実数値 227-x-173-110-150-105
サイコキネシス でんじは つきのひかり みかづきのまい
調整はHぶっぱから入り、メガバシャーモのはたきおとす+フレアドライブをステロ込みで耐えるまでBに振り、みがわりガルーラやはねやすめファイアローを意識して残りをCに回しました。
技はタイプ一致のサイコキネシス、回復ソースのつきのひかり、リザードンを復活させるためのみかづきのまいまでは確定。最後は痺れ待ちで粘れてグライオンとの相性の良いでんじはを採用しましたが、メガギャラドスやメガバンギラスのみがわりを壊すための草結びでもいいと思います。
ガルーラにも投げていきますがいわなだれガルーラに突破されることもある残念な子。起点になりやすいポケモンなので注意して扱う必要があります。クレッフィが毒を入れたポケモンに対してつきのひかりで粘ったり、後続のポケモンが状態異常をもらいたくないときに投げ、状態異常になってからタイミングを図って後続を繰り出していくためにも使います。役割は多く広い範囲とも打ち合えるので使い勝手は良かったです。過労死枠。
クレッフィ@たべのこし
とくせい:いたずらごころ
せいかく:おだやか
努力値 228-x-0-0-252-28
実数値161-x-111-100-152-99
イカサマ どくどく いばる みがわり
常にワンチャンを残す最強ポケモン。調整はHを16n+1にしてDにぶっぱ、残りはマリルリやハッサムに先制できる可能性を上げるためS振り。リザードンが突破できないクレセリア、ポリゴン2、スイクンを起点に嵌め殺します。またグライオンの苦手なハイパーボイスもちに毒を入れ削ります。クレセリアとの相性も良く、クレセリアに対して出てくるギルガルドも後出しから有利な択ゲーを仕掛けれます。とても強いですが、このポケモンを使っていると9割という確率が信じられなくなります()
グライオン@どくどくだま
とくせい:ポイズンヒール
せいかく:ようき
努力値 212-4-84-x-4-204
実数値 177-116-156-x-96-155
じしん ハサミギロチン みがわり まもる
ようき鉢巻ガブリアスはいないと思い込んでいるので準速ガブ抜き。ガブリアス対面はみがわりから入ります。物理方面は思ったより柔らかいので過信は禁物。こいつも有利体面を作れば一瞬で相手のPTを崩壊させれるポテンシャルを持ってます。また褒められた方法ではないですが残りポケモンの数次第ではTODという相手にワンチャンすら与えないで勝つこともできます。
クレッフィとの相性は抜群で、この2匹でこだわっているガブリアス相手に非常に有利に立ち回ることができるのが偉いです。
ライボルト@石
とくせい:せいでんき→いかく
せいかく:おくびょう
努力値 108-x-24-140-0-236
実数値 159-x-83-143-81-170
メガ進化後 159-x-103-173-100-203
10まんボルト かえんほうしゃ めざめるパワー(氷)ボルトチェンジ
ボルトロス、ゲンガー、ガブリアスを上から殴れていかく+ボルトチェンジによるサイクル性能の高さから採用。リザードンを選出できないときのハッサムを抑える枠でもあります。基本的にリザードンを選出していくので選出率は高くないですが選出した対戦ではしっかり活躍してくれました。クレッフィ、グライオンの組み合わせはこだわってるガブリアスには強いですがこだわってないガブリアスには苦戦を強いられるため素のガブリアスを上から殴れるメガライボルトはとても優秀でした。
また、クレッフィにはちょうはつorでんじはグライオンにはめざめるパワーの有効打をもつボルトロスに強いのもgood。調整はよくあるいかく込でガブのじしんを耐えるやつ。
キノガッサ@鉢巻
とくせい:テクニシャン
せいかく:いじっぱり
努力値 60-252-44-x-4-148
実数値 143-200-76-x-81-109
ばかぢから タネマシンガン がんせきふうじ マッハパンチ
地雷枠。PTに一匹は地雷を入れるのが僕の主義()
役割としては受けループ対策兼舞ったバンギラスやギャラドスを止める駒。
それっぽいことを言っているがただ初見殺しをしたいだけです。はい。
調整としてはA200げきりん耐え=A200はちまきダブルチョップ高乱数耐え。4振りロトム抜き抜き。襷ガッサをガルーラで対策しているPTが多いと感じたので先制マッパでASガルーラを分からせる。耐久に振られてると落とせませんがそれでも後続のリザードンでニトロチャージからの展開ができるので特に問題はないです。同様にガブリアスの鉢巻ダブルチョップで襷ガッサを倒そうとしている輩にはタネマシンガンを3発以上当てて分からせましょう。
とにかく火力がやばいです。鉢巻ばかぢからでエアームドが確定2発(Aダウン考慮)。最近のグライオンは飛行技がないのでハサミギロチンさえかわせばタネマシンガンでごり押しできます。
後出しオーロットにもタネマシンガン一発が12~13%入るんで呪い以外に有効打がなければ勝てます。HBクレセリアでさえ15~20%入るんでタネマシンガンを受けきれません。
選出例
リザードン クレセリア クレッフィ
大体この選出でした。序盤にリザードンで場を荒らして、リザードンで突破できないのをクレッフィで起点にし、疲弊した相手のPTをみかづきのまいで全快したリザードンで抜いていきます。
ライボルト クレッフィ グライオン
リザードンが刺さってないときの選出。相手の取り巻きを削って、最終的にライボルトでの全抜きを目指します。ライボルトで突破が難しそうなポケモン(ポリゴン2やカバルドン)にはクレッフィ、グライオンが刺さっておりどくどくのダメージ蓄積やグライオンのギロチン事故を待ちながらサイクルを回していきます。
キノガッサ リザードンorライボルト @1
ガルーラで襷ガッサを見ているPTかつガルーラを突破すればメガ進化組が動きやすそうなときに選出します。この選出をしたときは相手は襷ガッサを想定して動いてくることを頭に入れておきましょう。
キノガッサ クレッフィ グライオン
対受けループの選出です。キノガッサで崩していくか、グライオンのギロチンで事故を狙うかを考えながら立ち回ります。残りポケモン数や体力の割合で有利になったらTODに切り替えます。
相手もTOD上等の受けループ使いなので遠慮はいりません()
ここまで書いてきましたが見て分かるように相手の行動に依存したり、いばるやハサミギロチンを採用している関係上、ほかのPTを使う時よりも運が絡んできます。しかし、これは言い換えるとどんな不利な状況でもワンチャン残せるのがこのPTの強みでもあり、実際に勝率も良かったです。次のシーズンまで環境がどう変わるかにもよりますが、試行回数を稼ぎ、立ち回り、選出に慣れさえすればレート上位に食い込む力のある構築に仕上がったと自負しております。
ここまで読んでいただきありがとうございました。